8年間勤めた会社を退職してフリーランスになりました

こんにちは、せいや(@knk_Seiya)です。

この度、約8年間勤めた会社を退職しフリーランスのエンジニアとして一歩踏み出しました。

本ブログ最初の記事が退職に関するエントリってのはどうかというのは置いておいて、せっかくの節目だし記事にしておきたいと思います。

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振り返り

振り返りとして、キャリアの経緯などを少しお話します。

僕は2007年からIT業界に入りました。

情報系の専門学校卒だったのですが、社会人になった後に社内学校に通う幸運に恵まれ、2年ほど追加で勉強。
その間、東大の研究室に所属して院生モドキみたいなこともでき、貴重な体験ができました。

最初は社会インフラ系の仕事をしており、交通系の組み込みシステムなんかをやっていたりとか。

その後、25歳ぐらいのときの上京を機に転職し、その会社に先日まで勤めていました。

こちらは畑がガラッと変わってWeb系のシステム。PHPやJavaScriptなどなど・・・。

それまでがC++組み込みだったので、PHPでApacheでRDBでって覚えるのが大変でした。

そこで約8年過ごさせて頂いて、正直めっちゃ楽しかったです。Web系の開発に触れられたのは自分のキャリアを考える上でかなりプラスになりました。

なぜ退職したのか?

退職について、職場が・・・とか給料が・・・とかのネガティブな理由っていうのはなくて、一言でいうと

「新しいことに挑戦し成長したかったから」

です。

何かっこつけとんねん!って感じですが実際こんな感じです。

大きめのプロジェクトに参画させてもらって開発をしていましたが、

その間にPHPやJavaScriptなどはどんどんアップデートされて僕が最初に触ったときから環境もだいぶ変わっていきました。

しかしもう作ったシステム、開発中のシステムで付帯するツールやソフトなど最新のバージョンや手法を取り入れるのって大変です。

そうしている内に、担当しているのはいわゆるレガシーな技術が多くなっていきました。

それにより最新のWeb動向や流行りのライブラリ、フレームワークなどなどに付いて行けてないという悩みが生まれます。

自主的に自宅の開発環境で色々と触ってみたりなどはしていましたが、やはり仕事としてそういった新しい技術群に触れていたいなという思いが強く転職を考えるようになりました。

フリーランスになりました

2020年の9月末に開業届を提出し、フリーランスになりました。

今はリモートでプロジェクトに参画して働いています。

なぜフリーランスなのか?

サラリーマンとして会社に所属するわけでなく、なぜフリーランスの道を選んだのかと言いますと、大きく2つの理由があります。

一つは、「フリーランスってどうなのか試してみたかったから」です。
ほんと、単純にこれだけです。

自分で経験してみたかった。そしてフリーランスを経験するならもう年齢的に時間がないと思い、思い切って踏み込んでみました。サラリーマンからフリーランスになるのってなかなかに勇気が入ります(家庭を持ってると尚更・・・)

二つ目は、「技術を選択的に習得して成長したかったから」です。

これはその会社のカルチャーにもよるのでしょうが、担当プロジェクトによって使う技術スタックが決定してしまい、(コスト面などから)新しい技術を取り入れる敷居が高かったりする場合、開発者としてはひと昔前の技術ややり方を踏襲せざるを得なくなったりします。

その点フリーランスはプロジェクト単位で参画できるため、ある程度技術を身に付けて参画するプロジェクトを選べるようになれば、自分が狙っている技術をピンポイントで仕事にすることができます。

YouTubeとかTwitterとかでネット芸人がフリーランスアゲしまくってますが、そういうキラキラワードに飛びついた訳ではなく、あくまでその方が今の自分にとって都合が良さそうと思っただけなので、いつの間にかサラリーマンに戻るかもしれません。

転職活動の体験談

ここまでの記事がチラシの裏にでも書いてろな内容なので、少しも参考になるようなことも書いておこうと思います。

僕は大体以下のスケジュールで退職・フリーランスになりました。

転職活動のスケジュール
  • 7月・・・転職活動開始。経歴書やスキルシートを整理してエージェントに登録
  • 8月〜9月・・・企業様と商談(オンライン)、あるプロジェクトに参画決定
  • 9月・・・退職相談と業務引継ぎ。開業届等の雑務
  • 10月・・・フリーランスとして仕事開始!

転職活動を本格的にはじめたのは、転職日の3ヶ月前になります。

前職を勤めた8年間、職務経歴書やスキルシートの更新なんてもちろんしていなかったので、改めて書くのは結構大変でした・・・。

職務経歴書やスキルシートは、エージェントに登録したらすぐ提出が必要になります。心配な人は事前にある程度まとめておくと、提出書類で焦ることがないかなって思います。

ちなみに利用させて頂いたエージェントはレバテックフリーランス様。対応も早くスキルシート添削から多くの案件紹介まで丁寧にしていただいて本当に助かりました。

フリーランスへの転職活動で特筆するところは、そのスピード感です。

今回の僕のケースでは、

  • 1日目・・・企業様と商談
  • 2日目・・・プログラミングテスト
  • 3日目・・・参画決定の連絡を貰う

というように、初めて先方に顔を通した日から2日後にはプロジェクトへの参画が決定しました。

普通サラリーマンの転職だと、書類選考後に人事面談→現場面談→(あるところは重役面談)と何度も面接するじゃないですか。

前に一度転職した時もそういう感じだったので、3日で全て決まってじゃあ来月からよろしくねっていうスピード感にはちょっと焦りました(笑)

幸い前職のプロジェクトが落ち着いていたこともあり問題なく引継ぎ作業はできましたが、退職作業が大忙しだったのは事実です。

資金に余裕のある人は退職の話は進めつつフリーランスの転職活動をした方がいいなと思いました。

今後の活動について

フリーランスとして働きはじめて、新しい環境、初めて触る開発ツールやライブラリなどなど目が回っている状態です(笑)

けど、そんな忙しさも決して嫌なものではなく、全て自分の裁量で決めているのでとても心地よいです。

新しい便利ツールやライブラリへの知識が乏しいですが、レガシー技術に多く触れていた分基礎的な知識量はあります。

これからは技術キャリアを自分で選択できるようになるためにもっともっと勉強、開発活動をしていこうと思いますので、どうぞ応援よろしくお願いします。

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