フルサイズ対応Eマウントの広角レンズが欲しいセイヤ(@knk_Seiya)です。こんにちは。
現在SONY α7RⅢでタムロン28-75mmの標準ズームレンズを使っているワタクシですが、最近「もっと広角で写真を撮ってみたい!」という危険思想が芽生えました。
このような考えが一度芽生えると、財布の紐が緩みやすいので大変危険です。
レンズラインナップ見てると楽しいですねー。ソニーのEマウントレンズレビューブックを見ながらあーでもないこーでもないと永延と悩んでいます。
おいそれと買える金額でもないので眺めているだけですが、「これいいなー」とか「あれもいいなー」っていうのが無限に湧いてくる。おそロシア。
本稿は、α7RⅢ用の広角レンズが欲しくてあーだこーだ悩んでいるぼくが、ひとまず広角のズームレンズだけでもちゃんと比較してみようと思って書きました。
SONYフルサイズ対応Eマウント広角ズームレンズを一覧で比較
SONYのフルサイズ対応Eマウント広角ズームレンズを一覧表にして比較してみました。
どれも高くて憤死してしまいそう。
価格はショップの新品価格を参考にしています。中古だとここから2万〜3万円下がる感じだけど、元が高すぎるから2万〜3万下がっててもなかなかポーンと買える金額ではない。
レンズ | 焦点距離 | F値 | 価格 |
SEL1635GM | 16mm-35mm | F2.8 | 約25万 |
SEL1224G | 12mm-24mm | F4 | 約19万 |
SEL1635Z | 16mm-35mm | F4 | 約14万 |
SONY SEL1635GM FE 16-35mm F2.8 GMのスペック
価格 | 約25万円 |
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F値 | F2.8通し |
焦点距離 | 16mm – 35mm |
手ぶれ補正 | なし(ボディ側対応) |
サイズ(最大径×長さ) | 88.5mm × 121.6mm |
フィルター径 | 82mm |
重量 | 680g |
誰もが憧れ、焦がれ、そしてその価格の高さに涙すると言われるG MASTERレンズ。
G MASTERのキャッチコピーに「解像力とボケ味を両立させる」という文句があります。
SEL1635GMで撮影した作品を見ていると、「あぁ・・・」と息を飲む。確かに解像力とボケ味が高い次元で両立してる。
レンズの作りに詳しいわけではないですが、解像とボケっていう矛盾した二つを両立させるのって相当な技術が必要らしいです。
さすがG MASTER、周辺光量落ちも目立たず、歪みも感じない。ナニコレ凄い。
風景などをパーンっと広く捉えたいときはワイド端16mmが使え、35mmの画角までズームできるから街中のスナップなんかも自然に撮れる便利さ、これ一本あれば付けっ放しにできる。
弱点があるとすれば価格がべらぼうに高いこと。欲しい、でも高い、でも欲しいで永遠に悩む。
SONY SEL1224G FE 12-24mm F4 Gのスペック
価格 | 約19万円 |
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F値 | F4通し |
焦点距離 | 12mm – 24mm |
手ぶれ補正 | なし(ボディ側対応) |
サイズ(最大径×長さ) | 87mm × 117.4mm |
フィルター径 | フィルター装着不可 |
重量 | 565g |
SONYのフルサイズ対応Eマウント広角ズームレンズの中で、唯一ワイド端12mmの焦点距離を持つレンズ。
12mmまでワイドにすると画角はなんと122°となる。
この画角は、人間の眼の視界にボンヤリ入ってくる絵と一緒。人間は120°の画角で捉えた絵を自動でトリミングしながら見ているらしい(視界には入ってるけど注視しているもの以外はよく見えない)
これが写真だと全体がシャープに写るので、人の目でも見えていない世界を写真で発見できるのはSEL1224Gの圧倒的な強み。
画角と完成度の高さ、「面白そう」って好奇心をそそるスペック。
が、弱点もあって、いわゆる出目金レンズのためフィルターが装着できない。
SONY SEL1635Z Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSSのスペック
価格 | 約14万円 |
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F値 | F4通し |
焦点距離 | 16mm – 35mm |
手ぶれ補正 | あり |
サイズ(最大径×長さ) | 78mm × 98.5mm |
フィルター径 | 72mm |
重量 | 518g |
SEL1635GMと同様の画角を備え、風景から街中のスナップまで使い勝手が良い。
レンズのレビュー本によると、他の広角ズームレンズと比較するとやや周辺光量落ちが大きいよう。
なるほど確かに中心から外れた部分の光量がグラデーションのように落ち込んでいるけど、あんまり悪い気はしない。
広角レンズで発生する画像の歪み、このレンズはワイド端でちょっと強めな樽型。
よーく見ると水平ラインが歪んでいるのが分かる、が特に問題になるレベルではないように感じる。
α7RⅢユーザーとしては
α7RⅢユーザーとしては、やはりボディが高解像なのでレンズもそれなりの奴を使ってあげたい感はある。
単焦点かズームレンズかは未だに悩んでいますが、絵の出来栄えには多少こだわりたい。
単焦点で安いのだと、SAMYANG 14mm F2.8 ED AS IF UMCもあるけど、作例を見る感じだと周辺減光と歪みがそれなりに大きい。フルサイズレンズが4万円以下で手に入るのはとても魅力的なのだが・・・。
ワイド端何mmの画角が欲しいの?
SONYの広角ズームレンズは、12-24mm or 16-35mmとなっていますが、どの画角が欲しいのか問題。
今所有している標準ズームレンズ(タムロン28-75mm F/2.8 DiⅢRXD)はワイド端28mmなので、16-35mmだと画角が被るんですよね。
ただ、広角を特別用途ではなく、「今日はこのレンズで行くぞ!」という1日付けっ放しを考えると35mmまで使えるのはなかなか便利な気もします。
12mmの世界も見てみたい気はしますが、保護フィルター装着不可がネック中のネック・・・。
なので悩むべくは16-35mmでG MASTER(吐血)かZEISSですかねー。
タムロン17-28mmの発売を待つのがいいか・・・?
なんて考えていたら、タムロンが17-28mmで広角ズームレンズ発表していますね!
広角16mmの純正レンズに対して、画角を1mm犠牲にして価格を抑える・・・とかなんだろうか。
発売予定は2019年中頃らしいので、広角レンズを買うとしてもタムロンの様子を見てからかなー。