コードギアス映画 復活のルルーシュを見て来たので感想など。10年間見たかったものが見れた

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コードギアス 復活のルルーシュ観てきました。

映画の尺もあるのでお茶らけパートが少ないのは残念ですが、新旧ナイトメアフレームでの迫力ある白兵戦あり、敵との頭脳戦ありと、コードギアスっぽい内容で大変満足しています。

いますぐ誰かにこの胸のたけをブチまけたい衝動に駆られているのでここに書き殴っています。

基本的に内容はネタバレを含んでますので注意してください。

本記事では、

  • コードギアス 復活のルルーシュあらすじ
  • アニメ版との変更点
  • 映画の感想

を話していきます。

タップできる目次

復活のルルーシュあらすじ

物語は二つのシーンで始まっていきます。

まず、ナナリーとゼロ(スザク)が難民地域の視察中にテロリストに襲撃され、拐われてしまう。ゼロ(スザク)は一応応戦したけど敵に動きが読まれててあえなく撃沈。

一方、C.Cはルルーシュと旅をしています。
ルルーシュは、シャルルから不老不死のコードを受け継ぐ形でゼロレクイエム後も生存していました。
しかし、不完全な不死のため身体は生きていても魂はない脱け殻のような存在。
そんなルルーシュを世話しながら、C.Cはルルーシュの魂を取り戻す方法を模索しています。

そんな二つの糸が交差したのは戦士の国ジルクスタン。
なんでも、戦時中も独力でブリタニアの侵略を退けていたマッチョな国だとか。

ナナリーとゼロ(スザク)がジルクスタンに捕らえられていると踏んで内偵している超合衆国のカレン達と、Cの世界への入り口を探すC.C、ルルーシュが偶然合流。

旧遺跡兼捕虜収容所でルルーシュの復活とスザクの救出を果たし、追加戦力としてコーネリアやジェレミアなど加えてナナリーを助けにジルクスタンに突入しました。

今作の黒幕はジルクスタン聖神官のシャムナ。

自らの命が失われると意識が過去に戻る、ある意味不死身の人。過去に記憶を引き継ぐので、これから起こる不幸を予言し、最善の未来を選びとって生きていた。

しかし、ルルーシュがアニメ本編でCの世界を壊しちゃったため、戻れる地点が過去6時間前に限定されてしまっています。

シャムナ的には国や弟シャリオのためもっと過去に戻ってやり直したいので、ナナリーを触媒にCの世界の復元を試みています。

シャムナの過去に戻る→改竄のコンボに苦戦しつつも、ルルーシュはなんとかこれを見破りナナリーを救出。シャムナはルルーシュのギアスで永遠の眠りについた。

一件落着後、C.Cは1人でまたCのカケラを探す旅に出ようとしますが、ルルーシュに呼び止められ「俺がL.L(ルルーシュ・ランペルージュからとった)になる」的なことを言われて共に旅をするようになります。

ラストカットは、C.Cとルルーシュが黒いドレス、コートを身に纏い、何者かに「王の力はお前を孤独にする・・・」と語りかけているシーンで終わります。

アニメと劇場版三部作の変更点

シャーリーの生死です。

アニメ版コードギアスR2でシャーリーは死亡し、生徒会のみんなによって葬儀、埋葬されますが、劇場版だと生きています。

復活のルルーシュでも出番は少ないけど登場あり。

感想

それでは感想をつらつらと垂れ流していきます。

アニメ放送から約10年、これが見たかった

まずね、これ・・・

ルルーシュが生きていてよかったああああああああ!!

また動いているルルーシュが見れるなんて・・・それだけで泣きそう。

当時、テレビでコードギアスR2が終わったあと、

  • ルルーシュ生きてる派
  • ルルーシュ死んでる派

で両者の考察がバチバチやってたんですよ。

で、ぼくは思いとしてはルルーシュに生きていて欲しい派。
なので、ルルーシュが生きていることは素直に嬉しかった!

ちなみに性癖まで暴露するとカレン派です。

当時「コードギアス ルルカレ SS」とかでググりまくって二次創作SS漁りまくってました(笑)

絶対同じこと検索した経験ある人いるよね?ね?

そんな甘酸っぱい青春時代に夢にまで見たルルーシュ生きてるエンドが劇場で見れるなんて生きてて良かった。

また、動いてるルルーシュに、

「違うな。間違っているぞ。」

って言ってもらえてほんと震えました。

もちろん、ルルーシュやスザクのゼロレクイエムへの複雑な想いを讃えた「ルルーシュ死んでる派」に文句はありませんよ。

IFの世界として、「ルルーシュ生きてたら良いのにな〜」が公式に実現したのがただただ嬉しいのです。

で、復活できた理由も、二次創作SSで散々掘られていた

「シャルルから不老不死のコードを受け継いだ説」

な訳で、これ当時この説で考察してSS書いてた人嬉しいだろうなぁってニヤニヤしちゃった。

当然、反感とか文句とかある人はいると思うんですよ。けどね、スザクが復活したルルーシュ見た瞬間、

「生きてるなんて!嘘つき!嘘つき!」

ってフルパワーでルルをボッコボコにして、怒りとか憎しみを全部持っていってくれたから良いでしょう(笑)

カレン好きだからこそ、泣き付くシーンにグッときた

先ほど述べました通り、わたくしカレンが大好きです。

なのでね、偶然C.C・ルルーシュとカレン一向が出会ったとき、奥でうずくまっているルルーシュとカレンが邂逅したときは、グッときました。

ほんと喉から何か出そうだった。必死に耐えた。(ヴッ・・・ウウウッ・・・

脱け殻のルルーシュに泣き付くカレンとかズルいですし、復活したルルーシュに勢いで抱きついた後、「何話せば良いのかわからない」とか言う描写がとても好きです。

ナナリー拐われすぎ問題

えっと、また拐われました。

これで全部かどうか忘れちゃいましたがアニメでは、

  1. 復習しにきたマオに拐われる
  2. V.Vに拐われる
  3. シュナイゼルに拐われる(これは拐われたって言わないかもだけど)

この映画で4回目の誘拐だね!

「お前はクッパに拐われるピーチ姫か」

って、映画館で心のツッコミを入れたのはぼくだけじゃないはず。

ルルーシュが死に物狂いで行動するトリガーになれるのは、ナナリー関係しかないとはいえ、ちょっとワンパ過ぎるんじゃないとは思う。まぁあんまり気にしてないけど。

多分もし続編が続くとしても彼女は誘拐されるんでしょう(大予言)

敵が弱く見えるのは残念

ナイトメアフレームの戦闘シーンや、生身の殺陣なんかは迫力ありますよ。

特にナイトメアフレーム戦は、旧タイプと思しき戦車に四脚生やしたぐらいのものから、最新式の光の羽出るもの、遠距離特化のゴツい砲台まで出てきて大満足です。

それでもね、、敵が弱く、モブに見えちゃう。

これは仕方のないことだとは思うんですよ。

ルルーシュにスザクってだけでゼロレクイエムなのに、カレンやコーネリア、そして絶対負けないジェレミアおじさんなどなど味方はオールスターですから。

どうやったって敵が弱く見えます。

アニメではその辺のパワーバランスの作り方が秀逸で、

コーネリアと戦う序盤では、

「コーネリア+スザク+戦力たくさん VS ルルーシュ+カレン+少数レジスタンス」

って言う構図でどうやって勝つのかハラハラしましたし、

最終的にスザクやブリタニアがルルーシュ側に付くものの逆に黒の騎士団や中華連邦が敵に回ることで、

「シュナイゼル+カレン+黒の騎士団+中華連邦 VS ルルーシュ+スザク+ロイドなど」

といった、一見どうやったら勝てるのかわからない状況をルルーシュのギアスと機転を効かせた作戦で勝っていくというのが面白かったわけです。

これが本映画復活のルルーシュだと、

  • ギアスで過去改竄できるシャムナ(聖神官)
  • 五体不満足の少年シャリオ(国王)
  • ちょっと頭の切れる将軍フォーグナー
  • ギアスで幻を見せるクジャパット
  • 狡猾ゴリラのビトゥル
  • なんかすぐ退場したシェスタール

という面々VSルルーシュのオールスター部隊です。

戦士の国、どんなヤベェ奴が沢山いるのかと思ったら、ちょっと頭がいいのは将軍フォーグナーぐらいで、他は全体的にシャムナの過去改竄でなんとかやっていけてるぐらいの印象。

ルルーシュのギアスによる作戦の下準備もほとんど障害なく進みますし、一般兵は戦士スペックではないようで・・・。

ナイトメアフレーム戦も、なんでスザクやカレンが手こずってるの?なんて思うぐらいには敵側が全体的にモブっぽい。

シャムナが6時間過去に戻れるギアスでタイムリープを繰り返し、ジルクスタン側が負けないように手を下していますが、かつてのシュナイゼル戦のように、先手の取り合いと言う訳ではなく、あくまでも起きてしまったことに対する予言対応。

ジルクスタン側は常に後手なわけです。空いていた穴に蓋をしていく作業。

なので、どうしても弱く感じる。

シャムナのタイムリープ能力が視聴者側に明かされると、

「あれ?ナナリーとスザク拐ったときに、姉さんの予言通りだーって言ってたり、スザクの動く方にトラップが仕掛けてあったのって・・・」

って思いが巡ります。きっとタイムリープしたんですね。何か不都合(誘拐の失敗やシャリオの敗北など)があったんでしょう。ロクに兵や武装を持っていないスザク相手に。

そう思うと、ジルクスタンはあくまでもシャムナによる予言ありきであり、

巷で言われる戦士の国としてのマッチョっぽさをあんまり感じない。

これは贅沢な意見かもしれませんが、もう少し違う方面で敵が強かったらもっと良かったなぁ。

けど、過去改竄みたいな時間に干渉する能力はやりすぎると風呂敷畳めないので、やってもナイトオブワンのちょっと行動を読むギアスぐらいまでが妥当じゃないかなって感じます。

総評:観たいものがみれた

やや残念なところを長々と語ってしまいましたが、総評としてはとても面白く大満足の作品でした。

何より、ぼくが10年間観たかったものがそこにありました。

ルルーシュが生きてる。

カレンとの絡みがグッとくる。

扇も反省してる(当時ゼロ売った扇はひどいバッシングされてた笑)

ナイトメアフレームがカッコいい。

これだけで満足です。

あ、けどカレンのナイトメアフレーム・紅蓮は「遠距離攻撃ほとんどできないけど掴んだら勝ち(輻射波動ドーン)」っていうピーキーな性能が好きなので、範囲型輻射波動っぽい装備は余計だったかな。
ランスロットは砲撃特化の追加兵装合ってると思いますよ。あれは本編からライフルメインの戦い方でしたし。

あとジェレミアおじさんも好きなので少しも活躍の場があって良かった。機体はアニメで使ってたオレンジの丸い奴が良かったけど。

カレン派なので、最後はカレンとくっついて欲しかったなぁとウダウダ言ったところで、書き殴り感想文を終わります。

お付き合いいただきありがとうございました。

 

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