こんにちは、せいや(@knkSeiya)です!
我が家で衣類スチーマーを使い始めてからそこそこの月日が経ちました。
衣類スチーマーは衣類のシワを伸ばす家電ですが、普通のスチームアイロンとは違いスチーム(水蒸気)を衣類にあてて使います。
スチームをあてるだけなので衣類をハンガーに掛けたまま使えるお手軽さがウリです。
そんな衣類スチーマーですが、便利な反面デメリットもやはり存在します。
そこで今回は、「実際に使ってわかった衣類スチーマーのメリット(効果)とデメリット」についてお話しします。
衣類スチーマーの導入を悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
衣類スチーマーはメリットもあるけどデメリットもあります
衣類スチーマーにはスチームアイロンにはない効果やメリットがありますが、当然デメリットも存在します。
実際に、衣類スチーマーとスチームアイロンを同じぐらい使っている僕が感じる効果・メリットはこんな感じです。
- アイロン台がいらないからアイロン掛けの用意が楽
- セーターやフリル素材など、柔らかい生地のシワが取れる
- 脱臭ができる(洗いにくいジャケットとかで大活躍)
- 衣類スチーマー本体が軽いので使いやすい
- 立ち上がりが早いのでちょっとシワ取りたいときに便利
逆に、衣類スチーマーを使ってて不便に感じるデメリットはこんな感じ。
- 一度にシワ取りできる部分が狭く、広い範囲をアイロンがけすると疲れる
- 仕上がりがパキッとしない。襟シャツに不向き
- 水を大量に使うため、水足しが高頻度で面倒臭い
- 蒸気で火傷しやすい
以下、それぞれ詳細に解説していきます。
衣類スチーマーの効果・メリット
衣類スチーマーには、スチームアイロンにはないメリットや効果があります。
日頃から衣類スチーマーを使っていて、感じるメリットを紹介します。
アイロン台がいらないからアイロン掛けの用意が楽
衣類スチーマーはスチーム(蒸気)でシワを伸ばす特性上、アイロン台を使う必要がありません。
シワを伸ばしたい衣類をハンガーにかけたまま衣類スチーマーから出るスチームをあててます。
アイロン台って結構嵩張るし、出すのが面倒ですよね。
衣類スチーマーならアイロン台の面倒がそもそも発生しません。
セーターやフリルなど柔らかい生地のシワが取れる
スチームアイロンにはない、衣類スチーマーの明確なメリットがこれ。
セーターやフリル素材などの柔らかい生地に使えること。
普通のスチームアイロンでセーターのシワを取ろうと思ったら大変ですよね?同じように柔らかい生地も普通のアイロンをかけたらパキッとし過ぎてしまいそうです。
衣類スチーマーはスチーム(蒸気)でシワを伸ばす方式なので、衣類に直接鉄板が当たることがありません。
なのでセーターのような素材にも使えるし、仕上がりもふんわり柔らかくなります。
脱臭ができる
衣類スチーマーの特性として、脱臭できる効果があります。
なんで脱臭ができるのか?
それは、衣類スチーマーから出る大量のスチーム(蒸気)が、生地の繊維内に入り込んだ臭いの元を外に連れて行ってくれるからです。
汗や体臭などの衣類についた気になる生活臭を簡単に取り除くことができます。
特にジャケットやコートなどの洗いにくい衣類を脱臭できるので重宝します。
衣類スチーマー本体が軽いので使いやすい
衣類スチーマーは一般的なスチームアイロンと比較して小型軽量なので取り回しがバツグンに良いです。
スチームアイロンは大きな鉄板で広い範囲のシワを伸ばす構造なのに対し、衣類スチーマーはスチーム(蒸気)が出る機構があるだけなので本体が小さくても大丈夫なんですね。
衣類スチーマーにも最低限の鉄板が付いていますが、スチームアイロンのそれと比べると小型で軽いです。
立ち上がりが早いのでちょっとシワ取りたいときに便利
衣類スチーマーは立ち上がりがとても速いです。
どのメーカーのモデルでもスイッチオンから20秒〜30秒あれば使えるようになります。
立ち上がりが速いと何が良いかと言うと、朝出掛ける前のバタバタした時間でもサッと使いやすいこと。
例えば、朝の出勤前いつものように支度していたら洋服にシワを発見・・・!
もう後数分で出なきゃいけない!タスケテ!
ってときに20秒そこらで使えるようになるアイロンはとても便利ですよ。
衣類スチーマーのデメリット
衣類スチーマーは手軽でとても便利なんですが、やっぱりデメリットも存在します。
衣類スチーマーを使っていて感じるデメリットについてまとめました。
一度にシワ取りできる部分が狭く、広い範囲をアイロンがけすると疲れる
衣類スチーマーは本体から出たスチーム(蒸気)を衣類に当ててシワを伸ばします。
スチームを当てて徐々にシワを伸ばしていくので、衣類全体がシワクチャだと骨が折れます。
普通のアイロンならこう、「グィーーーッ!」と掛けられるんですが、衣類スチーマーだとそうもいきません。
それでも小さなシワならササッとスチームするだけでシワが伸びるんですがね。
大きめのシワだとやっぱり骨が折れます。
仕上がりがパキッとしない。襟シャツに不向き
衣類スチーマーは鉄板を押し当てずにシワを伸ばすので、パキッとせず柔らかい仕上がりになります。
僕はよく綿の襟シャツを着用するんですが、襟シャツってどちらかというとパキッとさせたいじゃないですか。
衣類スチーマーを使うと何となくふにゃふにゃした仕上がりになるので、シワが伸びてるような伸びてないような微妙な感じになります。
また、男物の襟シャツはアイロン掛けする範囲も広いのでそういう意味でも衣類スチーマーは不向きだと感じますね。
実際僕も襟シャツは普通のアイロン使ってます。
麻系の衣類に使えない
衣類スチーマーはスチーム(蒸気)にステータスを全振りしています。
つまり、スチームが効かない相手とは戦えないということです。
麻の素材は生地の目が粗いです。
麻系の衣類は、衣類スチーマーからでた蒸気が生地をスーッと通り抜けてしまいシワを伸ばすことができません。
水を大量に使うため、水足しが高頻度で面倒臭い
衣類スチーマーは本体のトリガースイッチを押している間、すごい勢いで水蒸気を発射します。
よって、スチームアイロンと比較して多くの水を消費します。
どのメーカーの衣類スチーマーかで若干の差がありますが、水タンク大きめの日立の衣類スチーマーでも、洋服全体のシワを伸ばしたら2着で水タンクが空に。
大量の衣類を一気にシワ取りしようとすると水足しの頻度が多くなってしまう面倒さがあります。
蒸気で火傷しやすい
衣類スチーマーは、本体でスチームを衣類に当てながらもう片方の手で衣類をピンって引っ張りながら使うことが多いです。
モノが水蒸気なので目に見え辛く、油断してると服を引っ張ってる方の手が「アチッ!」となることがあります。
特に袖部分を処理してるときなんかは、袖口から熱い水蒸気が出てくることがあるので注意が必要。
まとめ:衣類スチーマーとスチームアイロンは使い分けが大事
今回は、実際に使っててわかった「衣類スチーマーの効果(メリット)とデメリット」を紹介しました。
衣類スチーマーはとても便利な家電ですが単独運用には無理があり、スチームアイロンと併用してこそ真価を発揮すると思います。
この洋服は衣類スチーマーで、あの洋服はスチームアイロンで・・・とか、
時間がなく急いでたら衣類スチーマー、どっしり腰を据えてアイロンかけるならスチームアイロンみたいな使い分けが大事ですね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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