アニメ・ゲーム・サンホラ好きの夫婦が結婚式で使ったBGMリスト

結婚披露宴のBGMは、CD音源を持っていきさえすればどんな曲でも使えます。

しかしどんな曲でも良いと言われると非常に迷うものです。

「この曲ってこのシーンに合うのかな・・・？」
「これって使っても（雰囲気的に）大丈夫かな・・・？」

そういった不安は絶えません。

そこで今回は、アニメ、ゲーム、サンホラ好きの夫婦が結婚式で使ったBGMの実例を紹介します。

ぼくも妻もサンホラ（Sound Horizon）が大好きなのですが、ご存知の通りサンホラは結婚式では使いにくい曲が多く、リンホラ（Linked Horizon）の使いやすいテーマから選択しています。

結婚披露宴で使った曲

結婚披露宴で使用した楽曲をシーン別に紹介します。

迎賓シーン

迎賓のBGMは下記の4曲を使用しました。

迎賓BGMは、披露宴に来てくれた会社の方や友人、親族が披露宴会場に入るときから、新郎新婦が登場するまで流れます。

聴いたらワクワクするような曲を選びました。ゲームミュージックはタイトル曲やPV起用曲なんかが壮大なのでこういう場面で使いやすいですね。

プレリュード（FF9）

 

迎賓の一曲目はFinal Fantasy Ⅸのプレリュードです。

知名度は高いし落ち着いた曲調なのでこういう場面に合う！と思っている。

 

時の見る夢（クロノクロス）

 

2曲めはクロノクロスから時の見る夢。

クロノクロスはぼくが大好きなタイトルで、当時すっごくやり込んだゲームです。
この曲はタイトル画面でずっと放っておくと流れるんですが、ひたすら壮大で胸が熱くなります。

 

Another Eden〜時空を超える猫〜（アナザーエデン）

 

3曲目は最近ハマっているスマホRPG、アナザーエデンのタイトル曲。

クロノクロスと同じ作曲者である光田康典さんの曲です。これもめちゃめちゃ好きな曲です。

 

永遠の刹那（ブレイブリーデフォルト）

 

Sound Horizonの別名義、Linked Horizonの曲です。

妻と家族会議の結果、Sound Horizonは人死にが多いから使いにくいけどLinked Horizonはインストが多いから使いやすいということで起用。

 

新郎新婦入場

英雄の証（モンスターハンター）

 

妻と一緒によくモンハンをやっていたので、モンハンの曲もどこかで使いたかった！

モンハンの英雄の証は盛り上がりが良いので、それに合わせた演出とかするととても良きです。

ゲームのサントラと迷ったのですが、オーケストラの方が壮大だし、知らない人でも映画の曲みたいで楽しめるかなって思って2018年VerのオーケストラCDを買いました。

 

ケーキ入刀

Transfer（ガンスリンガーストラトス）

 

ガンスリンガーストラトスっていうゲームセンターで好評稼働中の神ゲー、その第1作に当たる作品のタイトル曲です。

ガンスリンガーストラトスとは２丁の拳銃を操りハンマーで敵を叩き潰すこれまでにない爽快な対戦アーケードゲーム。2012年に妻と一緒にプレイし始めて未だにその魅力が色褪せない。

シナリオ原案は虚淵さん。放っておくと滅びる世界をなんとかするためパラレルワールドの自分自身と戦うっていうコブシの効いたストーリー。ゲームセンターで今一番目が離せないタイトルです。（※個人の感想です）

 

乾杯シーン

君の神話（アクエリオンEVOL）

 

気持ちいぃぃぃぃぃいいい！！

妻が馬鹿アニメとして視聴していました。この人の曲は出サビが盛り上がるので、一気にブワッと行きたいときはこれで決まり！！

カラオケでも、よく妻と一緒に歌っていたのでこの曲の起用は早い段階で決まりました。

 

新婦退場（中座）

少年よ我に帰れ（輪るピングドラム）

 

妻が大好きなアニメ、輪るピングドラムの曲。

妻から布教活動を受けており、半分ぐらいまでアニメ鑑賞しました。曲自体は動画サイトでよく使われていたのでぼくも知っていました。

こういう空気多めの声質って好きです。

 

新郎退場（中座）

神話へのプロローグ（ミリオンゴッド）

 

ぼくの環境と、古い友人へのサービスで、パチスロミリオンゴッドから一曲。

知ってる人は「おっw」ってなるし、知らなければただファンキーなジャズなので意外と使いやすい。

 

お色直し入場

お色直し入場のシーンでは下記の4曲を使いました。

お色直し入場とは、中座から帰ってきた新郎新婦が扉を開けて再入場し、光の演出とかしながらみんなに挨拶して周り、高砂へ向かうまでのシーンです。

テーブルラウンドで光の演出をする場合は、明るめで高音の抜けがよくキラキラしたイメージの曲を起用するとハマると思います。

不思議の国のアリス（ロックインディズニー）

 

披露宴のテーマが「不思議の国のアリス」であり、妻の衣装もアリステーマの青いドレスに着替えたので、一発目は不思議の国のアリスのテーマです。

とはいえ、原曲はかなり古く盛り上がりに欠けると判断し、ロックアレンジを選択しました。

 

未来（Kalafina）

 

テーブルラウンドで光の演出をしているので、それに合った雰囲気のキラキラした曲、ということで選択したこの曲。まどマギのマミさんのテーマです。

これ普通に良い曲なんでぜひ聴いて欲しい。

 

時の闇に喰われし者（アナザーエデン）

再びアナザーエデンから、時の闇に喰われし者。

第1部のラスボスBGMです。演出が神がかっていて、プレイ中ちょっと泣いてたぐらいには感動的な曲。

 

希望へ向う序曲（ブレイブリーデフォルト）

 

サンホラと比べてリンホラは使いやすい（大事なことなので何度でも言います）

最大まで譲歩してもビビってサンホラ使えないぼくたち・・・。

 

メインセレモニー

Deep in Abyss（メイドインアビス）

 

たくさんの薔薇の花が、一気に光り輝くっていう演出をメインセレモニーでやりました。そのときに流したのがメイドインアビス主題歌です。

この曲は出だしのメロディがテンション高く透き通っていて、何か演出やるときのBGMとして相性が良いですね！

 

新婦・両親への手紙朗読シーン

忘れじの光（アナザーエデン）

 

アナザーエデンで回想シーンや、しんみりしたイベントのときに流れる曲です。

これ系のゲームミュージックは、知っていればニヤリとできるし、知らなくてもただのおセンチな曲なので使いやすい。

 

両親への花束贈呈シーン

勇気の鐘 ～晴れてハレルヤII〜

 

いわゆる晴れてハレルヤ結婚式verとも呼ばれている晴れてハレルヤのアレンジ曲です。

YouTubeで初めて聴いて、「あっこの曲最高だわ」って言って即決した曲の一つです。

結婚式verと呼ばれるだけあって、魔法陣グルグルのニケとククリが式を挙げているかのような曲で結婚式にもピッタリです。

・・・が、このCDは廃盤となっていてプレミアが付いているので用意するのはちょっと大変です。

 

新郎・新婦退場

〜エンディング〜（ポケモン赤・緑）

 

妻が是非ポケモンの曲を使いたいと言うので初代ポケモンのエンディング曲を最後に使いました。

妻はポケモンが大好きなので、使えて良かったと思っています。初代に当たる赤・緑は小学生のときぼくもずっとプレイしていました。

友達の家で通信ケーブル繋いでポケモン送信していたのが懐かしい。

 

送賓シーン

送賓シーンでは下記の4曲を使いました。

新郎新婦が退場したあと、会場からみんながはけるまで流れている曲です。

楽しい雰囲気で終わらせるならば明るめの曲を、しっとりと余韻を残すならばおとなし目の曲を選ぶと良いと思います。

夢のかけら(クロノクロス)

 

終わったあとに余韻に浸らせたかったのでこれを使いました。

良い感じにシンミリしています。

 

Nostalgic Song〜Ending Theme for Mana’s Story〜(聖剣伝説LEGEND OF MANA)

 

聖剣伝説LOMも当時やり込んだゲームです。

LOMは世界観が最高です。PS4でリマスターされないかなぁって一生言ってます。

 

時の物忘れ亭（アナザーエデン）

アナザーエデンの時の物忘れ亭で流れている曲。

しっとりしていて良い曲。迎賓とどっちで使うか迷いましたが、迎賓はもっとワクワクする曲にしようということで送賓に。

 

虚ろな月の下で（ブレイブリーデフォルト）

 

最後はブレイブリーデフォルトから虚ろな月の下で。

やっぱりこういう主張しない曲が、余韻を楽しめて良いですね。

 

歓談中BGM

歓談中のBGMは多すぎて一つ一つは書ききれません。

ので、使った作品だけリストします。

ここでもやはりゲームミュージックのインストが使いやすい。特にゲームミュージックは街のBGMが良かったりするので、一つのサントラから複数曲使えるのでお得です。

ゲームの趣味がよく出ていますね（笑）

「これぐらいならイケるんじゃね？」っていう深夜のテンションで米津玄師と平沢進から数曲を起用。サンホラは・・・ビビって起用ならず。

米津玄師と平沢進は妻もぼくも大好きなんですが、やたらと失恋を連想させられたり、平沢に至ってはゴリゴリの電波が飛んでくるのでなかなか使うのはハードです。

比較的使いやすいのは、米津玄師の「春雷」と平沢進の「白虎野」。間違っても「パレード」とか使えない（使いたかった）

 

おわりに

結婚式で使った曲を紹介しました。

結婚式における曲選びは、二人の個性が強く出る部分なので、できれば時間的な余裕があるうちにゆっくり選んでおくと良いと思います。

時間がなくなってくると焦って、「あーもうこれでいいや！」ってなってしまいますからね。

 

また、曲選択での注意点として、二人の個性を出しつつ、お客さんが楽しんでくれるものを選ぶのが大事です。

曲が失恋や死別を連想させるものは控えたほうが無難です。

自分たちがよくても、聴いた人（特に親族）に不快な気持ちにさせてはしょうがないですからね。

流したい曲も流せないこんな世の中じゃ、、ポイズン！！

もし披露宴の2次会を予定しているなら、空気を読んで使わなかった曲を2次会に回すと良いです。そこには二人をよく理解している友人しかいないと思うので、好き放題やれます。

また、ゲームミュージックをメインに曲リストを構成する場合、ゲームの曲は一曲が短いので曲目が少ないと何度も同じ曲をループします。

多すぎるぐらいの曲を指定しておくか、あらかじめiTuens等でプレイリストを作って全体の長さを測っておくことをオススメします。