【ライブ撮影】門ROCKフェス2020@西川口Heartsに参加してきました!【カメラの話も】

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こんにちは!日曜フォトグラファーのせいや(@knkSeiya)です。

2月22日に西川口Hearts様にて開催された「門ROCKフェス2020」に撮影スタッフとして参加させて頂きました。

門ROCKフェスとは、りょうさん(@kadomaruGR)が主催しているライブイベントです。今回は復興支援のチャリティイベントとして開催されました。

この記事では、そんな素敵なライブイベントの様子を少しでも伝えられたらいいなと思います。また撮影スタッフらしくカメラの話もしようと思います。

撮った写真は、バンド様達が使ってくれたもの掲載しています。

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門ROCKフェス2020の様子

開幕先方を飾ったキラキラだとかチョコだとかさん。
最初ということもあり撮影する側も緊張のスタートでしたが、メンバーの皆さんがカッコよくて楽しく撮影できました!

こちらはビビットレッドオペレーション、ボーカルのhumaさん。
盛り上げ上手で会場がわいていました。激しい曲からしっとりした曲まで、思わず聴き入りました。MCも、仲間と出会い同じ場所に向かって旅をする、みたいな内容だったかな「あぁ、いいなぁ」って思ったのを覚えています。

以前からちょこちょこ撮影させて頂いているあけぼし☆りさいくるさん。
楽しそうな楽器隊とボーカルあきとさんの力強い歌声が印象的です。会場の盛り上がりもすごくて、撮影スタッフ的にはどうやってポジション変えようと頭を悩ませるほど・・・!

本ライブイベント門ROCKフェス主催のりょうさんが参加しているNeo-Razさん。
ツインボーカルと衣装が特徴的で、会場からは「回って〜!(よく見せて!)」と歓声が上がっていました。なんとこの衣装は自作だとか、とても美しかった・・・。

りょうさんのギターがカッコ良かったので手元も撮りまくりました。これもう芸術品では。
りょうさんとはカメラ仲間でもあります( ^∀^)つ📸

門ROCKフェスの素敵なバンド様達

  1. キラキラだとかチョコだとか
  2. Windows
  3. 鉄腕BiSH
  4. ビビットレッドオペレーション
  5. After長谷
  6. あけぼし⭐︎りさいくる
  7. Neo-Raz

カメラのはなし

撮影スタッフらしくカメラの話もしようと思います。

ライブ撮影の経験も数度になり少しだけ慣れてきたので、ライブの写真を撮ってみたい方に多少の参考になれば嬉しいです。

撮影に使ったカメラ・レンズ

せいや

撮影に持って行ったレンズはこちら!(デデドン

SONY α7RⅢとレンズ

僕はSONYのα7RⅢを使っています。
ライブに持って行ったレンズは以下。

  • ZEISS16-35mm F4 広角ズーム
  • タムロン 28-75mm F2.8 標準ズーム
  • SONY 135mm F1.8 GM 単焦点

16mmから75mmの画角をズームレンズで確保し、ピンポイントで135mmを使っていくパフォーマンス重視の構成です。

Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS (SEL1635Z)

SONY ZEISSブランドの広角ズームレンズです。F4通し、所謂小三元レンズ。
F4だと少し暗いかなーと思ってたんですが、そうでもありませんでした。ステージ正面からの全体写真、サイドからパースの効いた一枚を撮るのに使えます。

タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036)

タムロンのEマウント標準ズームレンズ。F2.8通しと明るく、純正レンズと比較してコスパが優れることから人気のレンズ。

実は標準画角で持っていくレンズを、このタムロン28-75mmにしようかZEISSの55mm単焦点にしようか家出る直前まで悩みました。というのも、僕は手持ちのレンズの中でZEISSの55mm単焦点が一番好きなんです。外出の相棒はほぼ55mm単焦点と言っていいぐらい。

最終的にライブ会場では足を使ったズームがしにくいことから、利便性を考えてズームレンズを撰択しました。

28mmから75mmまでの画角をこれ一本でカバーできるため、ライブなんかの動きモノでシャッターチャンスを逃しにくい、会場の混み具合による移動制限も受けにくいという利点があります。そこまで絵のシャープさにこだわらなければこれ一本でも十分なぐらいです。(タムロン28-75mmは純正に比べてちょっと眠たい写真になりやすい)

せいや

持って行けなかったけどZEISSの55mm単焦点レンズは本当にいいレンズなんです。詳細は下の記事でレビューしています。

https://tanakano-aster.com/photo/sony-sel55f18z-55mm-f18-review/

FE 135mm F1.8 GM (SEL135F18GM)

SONYの最高峰、G Masterの135mm単焦点レンズ。オレンジのGバッジが神々しい。

写りに関しては言わずもがな、撮影距離は選ぶもののドンピシャで撮れたときの写真の完成度は素晴らしくピント面はカリカリ、背景はトロトロ。シャッターを切ると思わずうっとりしてしまう写真が撮れています。

会場最前列が混み合うライブで、後方から演者を狙える135mmという画角はそれだけで価値があります。実際後ろからピンのウエストアップ、バストアップ、さらに機材を切り取った写真を狙って使いました。

思っていたより使用頻度が高かった一本です。

カメラ本体の設定

カメラ本体の設定について紹介します。

ライブ撮影時のカメラ設定
  • 撮影モード:M(マニュアル)モード
  • 絞り(F値):開放〜1段絞りぐらい
  • シャッタースピード:1/200を基本に表現したいものによって1/80〜1/400
  • ISO感度:オート
  • ドライブモード:Hiスピード連写
  • DRO(SONY):レベル5
  • その他:ISO感度を変更しやすいようカスタマイズしておく

ライブ会場は照明の具合によって明るさが常に変化します。
オートだと設定がコロコロ変わってしまうので、基本的にはM(マニュアル)モードで撮影しています。

とはいえ、全てがマニュアルだと、撮りたいシーンで設定が間に合わないことがあります。なのでISO感度のみ基本オートにし、ポイントでAEL(露出ロック)したりISOを操作するのがいいと思う。

SONYのカメラはDRO(ダイナミックレンジ最適化)の機能があります。これは写真の黒つぶれと白飛びを防ぐ機能で、その効き具合を設定できます。今回は最高レベルのレベル5に設定して撮影しました。
他のメーカーの場合も、同様の機能が別の名前であると思います。

構図バリエーションを増やすことを意識

今まで何度かライブ撮影の機会をいただきやっと慣れてきたので、今回は構図のバリエーションを増やすことを意識しました。

周りを見る余裕も出てきたので、こんな印象的な写真も撮れました。

スマホでライブを撮影している様子

これを見つけたのは、カメラから目を離して会場を見渡したときです。僕の前の方に立っていた方がステージに向けてスマホで録画していました。

すかさずピントを合わせてシャッターを切る僕。エモみがあってお気に入りの一枚です。

カメラ本体は2台あるとベスト

レンズを交換している間は当然撮影することができません。
ライブ撮影にあたり、

「あ、この絵いいなぁ!!」

って思ったときに、自分が撮りたい画角のレンズが装着されていないととても悔しい思いをします。
僕はカメラを2台持っていないのですが、カメラが2台あればなぁ・・・と思うシーンは結構ありました。

せいや

もしカメラを2台持っている人は、それを活かしてフットワークの軽い撮影をおすすめします!

後方からの撮影で脚立は必要

今回のライブ撮影でとてもよく感じました。
僕は持っていなかったので、友達が持ってきた脚立を借りて撮影していたのですが、使ってみるとこれが便利すぎて。

ライブではステージ前でお客さんが盛り上がるので、カメラマンは必然的に後ろに回ることが多くなります。そこで脚立があれば、後ろから演者様を望遠で狙えます。

写真を撮れるチャンスを増やすことは大事なので、次からは僕も脚立を持って行こうと思います。

友達から借りたのはこんな感じの踏み台。これだけでも大分後方からの撮りやすさが変わります。

おわりに

門ROCKフェス、熱いライブで撮影していてとても楽しかった。

本記事執筆時点でライブからもう1週間が経ちますが、まだ写真を見ながら興奮を思い出しています。

最後に、門ROCK運営アカウント様を紹介して記事を結ぼうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

門ROCKフェス運営アカウント様→@Kado_ROCKFES

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