今回は両家顔合わせについての話です。
結婚を決めたらやらなければならないことの一つに、新郎・新婦の両家顔合わせがあります。
この両家顔合わせってやつ、ぼくも聞いたことぐらいはあったんだけど、実際何すんの?ってところがボンヤリしてて、当時は結構調べました。
以下で両家顔合わせの手順やお店選びについて解説していくので、少しでも参考になれば幸いです。
両家顔合わせとは?
両家顔合わせとは、婚約を決めたときに、新郎・新婦の二人がそれぞれの親や家族を紹介するための会合です。
スタイルは様々。
一般的にはどこかレストランや料亭を予約してそこで開催します。
何をやらなきゃいけないかは、それぞれの家柄で変わってきます。
大事なのは、結納はやるのか?
ってこと。
これは二人だけで決められるものではありません。
それぞれの両親と相談して、結納が必要なのかは確認した方が無難でしょう。
そして、意見が分かれた場合、出費的に可能であれば、今後の両家間の良好な関係のため、やった方がいいと、個人的には思います。
結納って何?
では、そもそも結納ってなに?
聞いたことぐらいはあるけど具体的に詳しくは知らないって人がほとんどじゃないかな?
ぼくもそうでした。
結納の由来や、文化的な意味合いなんかは割愛しますが、要約すると、
「正式に婚約したことを両家で確認する儀式。その際に男性側から女性側へ、結納品を納める」
です。
で、結納品ってなんぞや?ってところなんですが、調べてみると、カツオブシにスルメ、昆布・・・と、縁起物ってやつですね。
更にこれが一番大事、というか現代の結納はほぼこれがメインなんですが、結納品の中に結納金ってものがあって、100万円が相場となっています。
100万円・・・!これから結婚式でお金がかかるのに更に100万円・・・!
鼻血出そうな金額。これはちょっと金銭的に厳しい。
ってことで、結納をやらない形式(食事会のみ)が主流となってきています。
だいたいの人はやりません。7〜8割の人はやらないらしい。
が、繰り返しとなりますが、これは二人で決めることではないので、両親に相談はしておきましょう。
ちなみにぼくたちは結納はやってません。
ぼくの友達でも、やった人は1組だけですね。資金のやりくりが大変だったとは聞きました。
じゃあ、結納なしの食事会の場合、なにをすればいいの?ってところを書いていきます。
顔合わせ食事会は結納なしのカジュアルな食事会
二人で両家両親を招待する食事会をセッティングします。やり方は自由です。こうしなきゃいけないっていうルールはありません。
とはいえ、自由って言われても困ると思うので、こうしたら良いってのを一例として記します。
顔合わせ食事会でやること
顔合わせ食事会でやることは以下となります。
- 両家の親をそれぞれ紹介し、親睦を深める
- 結婚の意思確認や、式準備の段取りの確認
- 記念品があればそれを交換
それぞれの家へ挨拶に行ったことはあるかもしれませんが、親同士はこの日が初対面のことが多いと思います。
まず、それぞれの親を紹介し、結婚することを改めて発表するのが良いと思います。
もし、結婚式の会場をどこにするか(明確な式場でなく、だいたいどの辺りの地域にするか)悩んでいる場合は、ここで意見を仰いでも良いかもしれません。
そして、記念品(婚約指輪等)があれば、それを渡します。
ぼくも、この日に改めて婚約指輪を渡しました。
妻のお父さんがとても喜んでくれて、写真をたくさん撮っていたことを覚えています。
ドレスコードは特に決まっていませんが、相手の家に失礼のないように気を付けます。
だいたいはセミカジュアルやスマートカジュアルと言われるような綺麗目な服を選べば大丈夫です。
男性は襟付きのシャツだったり、女性は綺麗なブラウスだったり。
もし格式高い家で心配なら事前に確認しとけば良いです。
お店の選び方
顔合わせ食事会で利用するお店は、レストラン、料亭なんかがあります。
個室のあるお店が良いです。
もしあれば、顔合わせプランを用意してくれているお店であれば安心できます。顔合わせプランと銘打っていればだいたいは広めの個室を用意してくれます。気になる場合は予約前に部屋の雰囲気とか電話で聞いたり、下見しに行くのもいいですね。
顔合わせプランを用意しているお店は、ネットでレストランを検索して探すことができます。
例えば、レストラン検索サイトの一休.comで探す場合、
一休.comのサイトにアクセスし、以下の手順で検索することができます。
- 「駅名・レストラン名から探す」をクリックする
- 右側のボックスに「顔合わせ」と入力する
- 「キーワード検索」をクリックする
ぼくたちも、一休.comで探して、「日月火ZOE銀座」様の結納・顔合わせプランを使わせていただきました。
静かで広い和個室を用意していただき、料理も美味しくて家族に評判でした。
各レストランの、顔合わせプランの料金は、1万円〜1.5万円/人ぐらいが相場かと思われます。
料金は二人で折半します。無理して高い料金のところに行く必要はありませんが、せっかくの顔合わせなのでケチにならない程度に奮発して、家族に満足してもらえたら、今後も良好な関係が作れるのかなーと思います。
ちなみに、一休.comのネット予約では料金割引もやってるので、ちょっとだけお得です。
用意するもの
顔合わせ食事会で用意するものです。
- 記念品(婚約指輪等)・・・あると喜ばれる
- 手土産・・・ちょっとしたお菓子など
記念品はなくても大丈夫ですが、あると盛り上がります。結構この場で改めて婚約指輪お披露目する人多いみたい。
手土産はお互いの家に渡し合います。相手の両親の好みがわかっている場合はそれを参考に選ぶといいです。
書いておいてなんだけど、これといって必ず必要なものそんなにないな。
当日の進行
新郎が初めに、集まってくれたことに感謝を述べ、結婚を報告します。
乾杯は誰がやっても構いません。ぼくは妻の父が音頭をとってくれました。
その後は、歓談したり、記念写真を撮ったりしても良いと思います。
食事の前に婚約指輪を渡して、家族にお披露目しましょう。
さいごに、新郎が締めの挨拶をして終了します。
ぼくは当日緊張してしまって、あっという間に食事が終わったのを覚えています(笑)
さいごに
顔合わせ食事会について、少しはイメージできたでしょうか?
お店の予約の際には、各両親の予定をうまく合わせて都合のいい日を選んでから予約します。
ぼくたちは両親の予定を合わせるのが大変だったので、早めに抑えておいた方がいいと思います。
顔合わせをするといよいよ結婚に向けてスタートした感じがして、いい意味で引き締まりますよ。