iMacは21.5インチ、27インチといったサイズの違うモデルがありますが、同サイズの中でもエントリー〜ハイエンドまで性能の違う3種類のモデルが提供されています。
「価格の高い方が性能がいいのはわかるけど、違いがよくわからない。」
「やりたい作業をストレスなくこなせるのはどのモデルだかわからない。」
ぼくは購入時にこんなことを悩みました。
最終的には一番安かったエントリーモデルに決めましたが、その理由や各モデルの違いを以下で紹介します。
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iMac 27インチ 各モデルのスペックと価格
エントリーモデル(MNE92JA)
スペック
CPU:3.4GHz クアッドコア Intel Core i5
メモリ:8GB
グラフィック:Radeon Pro 570
ストレージ:1TB Fusion Drive
価格
¥198,800(税別)
ミドルモデル(MNEA2JA)
スペック
CPU:3.5GHz クアッドコア Intel Core i5
メモリ:8GB
グラフィック:Radeon Pro 575
ストレージ:1TB Fusion Drive
価格
¥220,800(税別)
ハイエンドモデル(MNED2JA)
スペック
CPU:3.8GHz クアッドコア Intel Core i5
メモリ:8GB
グラフィック:Radeon Pro 580
ストレージ:2TB Fusion Drive
ハイエンドモデルはFusion Driveが2TBあるのが特徴ですね。
価格
¥253,800(税別)
おすすめのモデル
お店でMacアドバイザーの方に詳しいお話を聞いてきました。
結論を言うと、おすすめはエントリーモデルです。
ぼくが使っているのもこのモデル。
ざっくり聞いてきた内容を箇条書きすると、
- グラフィックやCPU性能は体感で違いはわからない。
- エントリーモデルと他のモデルの一番の違いは追加できるメモリの最大が32GBか、64GBか。
- メモリを追加しない、あるいは32GB以上にしないならばエントリーモデルで問題ない。
ということでした。
逆に、メモリを32GB以上積みたいときはミドル〜ハイエンドモデルでないといけません。
また、メモリを増設できるのはiMac 27インチのみです。
27インチモデルは簡単にメモリ増設ができるようになっていますが、21.5インチモデルは増設スロットがPC内部にあります。
専用工具等を使えば開けられるかもしれませんが、21.5インチモデルに対してのメモリ増設は現実的ではありません。
メモリ64GBが必要になる作業とは?
最大のメモリに違いがあることはわかった。
では具体的に32GB以上のメモリが必要になる作業ってなんだろう?って思って各作業に必要な推奨メモリ調べてみました。
- 8GB:ブラウジング、オフィス系ソフト使用など
- 16〜32GB:ゲーム、イラスト制作や写真編集
- 32GB〜:動画編集
最近は、美麗なグラフィックのゲームや多機能で大容量データを扱うイラスト・写真編集ソフトにより必要なメモリが多くなってきています。
大は小を兼ねるため、メモリは多いにこしたことはないですが、大体の用途では8GB〜32GBあれば十分です。
ゲームをやる場合も、標準搭載の8GBで様子を見て、動作にストレスを感じるようなら追加していくのが効率いいですね。
動画編集も、たまにしかやらない程度なら32GBまでで問題ないと思います。
趣味や仕事で毎日のようにレンダリングするなら64GBまでメモリを拡張できるのは安心感があるので、その場合はハイエンドモデルを検討しましょう。
追記
エントリーモデルは公式スペックでは最大メモリ32GBですが、メモリを64GB積んで正常に認識したというニュースもあります。
エントリーモデルでも大容量メモリを試してみてもいいかもしれません。但し、公式情報ではないためメモリを積むときは自己責任でお願いします。
さいごに
今回は、iMacの各モデルについて、スペック面からおすすめを紹介しました。
通常使用ではエントリーモデルがおすすめです。
ブラウジングやオフィス系作業、プログラミングやイラスト編集などなど問題なくこなすことができ、最大で32GBまでメモリを追加できます。
大きなサイズの動画を日常的に編集するのであれば、ハイエンドモデル(MNED2JA)を選んでメモリを32GB〜に追加する。もしくは、Pro版の購入を検討するのがベストです。
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