ぼくがiQOSを使い始めてから2年ほど経ちました。
記事執筆時点で2年なので、今ではもっと経っていますね。
その間、ずっとiQOSユーザーやってます。
2年間の間で1度故障してしまったので、コイツは2台目です。
iQOSを無償交換して貰った記事はこちら。
今日は、長いことIQOSを使った感想や、変わったこと、わかったことを紹介します。
iQOSを使い続けてどうなったのか
iQOS独特の味には慣れた
味について、僕のIQOSに対するファーストインパクトは
「マズッッなんだこれ!」
でした。恐らく大体の人はこうじゃないですかね。
不味いとまでは言わなくとも、紙巻タバコに比べて何か違う感はあったと思います。豆を燻したような味がする的な。
しかし、味や吸った時のキック感には慣れました。
慣れるまでそんなに掛からなかったです。
ぼくがもともと1mmのやつを吸ってたこともあると思いますが、大体1ヶ月で慣れてiQOSが普通になっていました。
紙巻タバコが吸えなくなった
iQOSに慣れちゃったからなのか、iQOSマズッとか思っていたのに、今では紙巻タバコが吸えなくなりました。
なんていうか、今更ですが臭いもキツイし吸った後口のなかがモゴモゴしちゃって、のどに痰が絡んだりする。
これが嫌で紙巻タバコは吸わなくなりました。
一日のタバコの量が減った
iQOSの仕様からくる副次効果ですが、タバコの量が減りました。
iQOSって一回吸うと数分間充電しないと次が吸えないんです。つまりチェーンスモーク(1本目の後にすぐ2本目を吸うこと)ができません。
会社で休憩するときとか、以前は紙巻タバコ2本吸っていたんですが、iQOSにしたことにより強制的に1本になったので1日のトータル消費量は減りました。
喫煙所に居づらくなった
特に大型スーパーや百貨店内にある喫煙所。
何が嫌かって、臭いが付くのが嫌なんですよね。喫煙者のくせに偉そうなことを言いますが、副流煙で服やカバンに臭いが付くのが嫌なんです。
たくさんの人が利用する喫煙所って、それだけでたくさんの煙が発生しますが、屋内だとさらに煙の逃げ場がないので、とてもモクモクになります。
iQOSは自分に殆ど臭いがつきません。だからか、他から来る煙の臭いには結構敏感になります。
公衆の喫煙所では、ぼくは大体端っことか空調の流れで直接煙が当たりにくいところを優先して使うようになりました。
臭いがなくなった
iQOSに替えてから「俺タバコくせー」って思うことが減りました。
愛煙家でも、タバコの臭い大好きだぜっていう人はあんまりいないんじゃないかな。僕はあんまり好きではなかったので、喫煙後はできるだけ石鹸で手を洗っていました。
紙巻タバコではタバコ持ってた方の手とか、髪の毛とか相当臭います。手なんかは顔に近づけたりするのでそのときタバコの臭いするのが嫌で洗ってましたね。
臭いがないってのは周りからも好評です。それに友人の愛煙家営業マンなんかは、臭いが気にならなくなって相当喜んでましたね。
(臭いは完全にないわけではなく、吸っている間はちょっと豆を燻したような香りがします。)
ホタル族引退
iQOS使い始めてホタル族を引退しました。
喫煙者の中には、部屋をヤニで黄色くしたくない、家族に気を遣って部屋の中では吸わないっていう人もいると思います。僕は前者のタイプ。
自宅でタバコを吸うときは窓の外で吸っていました。所謂ホタル族ってやつです。
iQOSは煙が出ないため、部屋がヤニで真っ黄色になることがありません。今では暖かい部屋の中でソファに座りながら一服しています。
近年、集合住宅のホタル族によるご近所トラブルのニュースとか見たので、窓の外で吸うってこと自体あかんのかもしれないですね。
部屋の中で好きなように吸えるのは加熱式タバコの大きなアドバンテージです。
iQOSの不便なところは?
2年使い続けて不便だと感じたことを紹介します。
メンテナンスをサボるとまともに吸えない
iQOSは、内部の加熱ブレード周りを定期的に掃除しないといけません。そしてこの掃除をあんまり侮ってはいけません。
掃除をサボって中にすすが溜まってくると、まともに吸えなくなります。吸い込んでも吸い込んでも何も吸えない感覚・・・。
以前海外に1か月ほど滞在したとき、掃除セット持って行ってなかったので掃除をサボりました。そしたら2週間ぐらいで全然吸えなくなっちゃって、その時は爪楊枝とティッシュでなんとか応急処置しました。掃除、大事です。
チェーンスモーク(連続吸い)できない
チェーンスモークできないことで、タバコの消費量が減って健康にも財布にも優しいので、一概にデメリットとも言いにくいんですが、それでもチェーンスモークしたくなるときはあります。
長時間の会議に参加しなきゃいけないときとか、タバコ嫌いな友達と遊んでて「ちょっと一服してくる」って言い難いときとか。
こういうときって、隙があるときに2~3本「吸い貯め」したくなる。
これが絶対にできないのはちょいちょいストレスです。
今はiQOSの価格が落ち着いているので、2台持ちをオススメします。壊れたときのリスクヘッジにもなるので。
iQOSを忘れて出かけるとどうしようもなくなる
iQOSを忘れて出かける、あるいは会社に忘れて帰ってきてしまう。
こんなことするとタバコが吸えないです。そして大抵思い出すのはタバコ吸おうとしたときだから、もう困った。
我慢できなくもないですが、やっぱ頭に一服したい欲がチラついて作業に集中はできないです。
こういうときは紙巻タバコを買うときもありますが、ライターとセットで600円ぐらい。結構な出費になります。
売っている国が限られている
ぼくはたまに仕事で国外に行くことがあります。で、国によってはIQOSは売っていません。そしてタバコの持ち込み量には制限があります。
ぼくが行くのはフィリピンなんですが、iQOS売っていないので、日本からの出国時に持ち込み限度ぎりぎりまでタバコを持ち込みます。
これでも、ちゃんとペース考えて吸わないと足りなくなります。
電池がへたる
1年使うと電池がへたります。
電池の寿命が近くと、タバコ吸える時間が短くなってきます。
iQOSって、もうすぐ電池が切れるときはオレンジランプ点くじゃないですか。
一年以上使っているiQOSはあのランプ一瞬で消えます。ほぼほぼ予告なしで電池が切れるため、「あ、切れた」って感じで心の余裕がないです。
iQOSの公式でも、1年使用ぐらいでの交換が推奨されています。
他の加熱式タバコって試した?
JTのプルームテックだけ、友達に貸してもらって吸ったことあります。
味はまぁ旨いんだけど、プルームテックはキック感があんまりないので好きになれなかったです。
IQOSはタバコ葉を加熱しているのに対して、プルームテックは蒸気をタバコ葉に通過させる仕組みです。この仕組みの違いで、タバコ吸った感がだいぶ違います。
その代わり、臭いが全然なかったことは大きな利点だと感じました。タバコ感がないことに目をつむれば臭いを気にする職業の人とかいいんじゃないかな。
さいごに
iQOSを2年間使って、最初こそ違和感ありましたがもう普通の紙巻タバコに戻れなくなっちゃいました。
味や口当たり、吸った後のモゴモゴ感もそうですが、やっぱり家の中で吸える、臭いがないってのが大きな要素です。
これからも加熱式でタバコと上手に付き合っていこうと思います。
また、故障や、チェーンスモークのことを考えて、iQOSは2台持つことをオススメします。