ブログのカテゴリーを整理したからカテゴリーの分け方を具体例で紹介する

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雑記ブログを運営し、記事が増えてくると、こんな悩みが出てきます。

「記事を書くたびにカテゴリーが増えてしまう」
「カテゴリーが乱立して書いた記事をどのカテゴリーにすればいいのか迷う」
「思いついた時に分けよう。なんて思いながらどんな記事でも”雑記カテゴリー”に入れてしまっている」

ぼくもTanakano*(当サイト)という雑記ブログを運営してきて、少しずつ記事が増えてきました。

記事数が増えたことは嬉しいことなのですが、カテゴリーをその場の思いつきで増やしてしまっていたので、記事カテゴリーが乱立してしまう事態に・・・。

しかも意味が重複しているカテゴリーまであって格好が悪い。

やっとのこと重い腰をあげて、ブログのカテゴリーを整理したわけです。

ぼくと同じようにカテゴリーが乱立してしまっている方、整理したいと感じている方に少しでもお役に立てばと思い、ぼくが雑記ブログのカテゴリーを整理したときのやり方を具体例と一緒に紹介します。

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実例紹介:Tanakano*のカテゴリー構成変更前と変更後

これがカテゴリー整理前。
パッと見て感じる問題点は以下、

  • IT・情報カテゴリーを細かく分けすぎて記事が全然ない(技術ブログみたいな細かいカテゴリー分けを考えていた)
  • ライフスタイルという名の雑記カテゴリーにまとまりがない
  • PHOTO>機材とガジェット>カメラが重複
  • PHOTO>フォト活と、行ってきたカテゴリーが重複

いやほんと見て見ぬフリをしてたなーって感じ・・・。

こっちがカテゴリー整理後。

ごちゃごちゃしていたIT・情報カテゴリー、ライフスタイルカテゴリーを整理

これから伸ばしていきたいカメラと写真、DIY、レザークラフトはカテゴリー内でミニサイト化できるような配置にしました。

また、本・電子書籍カテゴリーへの流入が少なく、必要か?って疑問を持ったので廃止。
代わりに各ジャンルで役に立つ書籍は、そのカテゴリー内で紹介することとしました。

なぜカテゴリーを整理する必要があるのか?

本題に入る前に、なぜカテゴリーを整理する必要があるのか考えます。

ここを理解せずに進めると、カテゴリーを整理したつもりが、余計に分かりにくくなってしまうからです。

カテゴリー整理の目的

なぜカテゴリーを整理する必要があるのか、それは、サイトに訪れた読者様が迷わないようにするためです。

検索から、ある記事に来てくれた読者様、記事を読んで、カテゴリーに目をやると似たようなカテゴリーが乱立している・・・!

こんな状態では他の記事も読んでみたくても、その記事までたどり着くのは困難です。

雑然としたカテゴリーは、迷路みたいなもんです。

また、カテゴリーを整理することで、あるカテゴリーとあるカテゴリーは関連があるということに気づくこともできます。

そうなれば、カテゴリー同士で上手く内部リンクを回すことで、こっちから来たお客さんをあっちに流すことができます。

カテゴリーが機能しないダメな例

例えばあなたが何か調べごとであるブログサイトに訪れました。

記事を読んで、カテゴリー一覧を見ると、

  • 勉強(2)
  • 趣味(5)
  • 旅行(4)
  • お役立ち情報(10)
  • グルメ(5)
  • 料理(3)
  • 雑記(40)

こんな状態だったらどれかクリックしますか?

もしかしたら、お役立ち情報あたりは気になってクリックするかもしれませんが、

自分に関係ないことが表示されたらソッコーで離脱します。

グルメと料理も何が違うのかハッキリ分かりません。
雑記カテゴリーは、そのサイトの運営者に相当興味がなければ、ぼくはクリックしないです。

関連する記事があったとしても、その記事が簡単には見つけられないようになっていたら無いのと同じなのです。

カテゴリーが整理されていないと、記事を書くあなたにも、「この記事どのカテゴリーに入れようかな…」と迷いが生まれストレスとなります。

カテゴリー分けは読者様の目線で

カテゴリーを分ける目的は、読者様に記事の存在を知ってもらうこと。

理想は、初めて来た人に「このブログはこんなことを扱っているサイトだ!」ってパッと分かってもらえる構成でしょう。

これを念頭においてどんな風に整理すれば良いのか考えます。

カテゴリー整理の準備。まずはブログの目的を明確にする

まず、ブログのカテゴリーを整理するにあたって、ぼくは以下のことを考えました。

  1. 力を入れたいことは何か?
  2. 目立たせたい項目は何か?
  3. ブログで実現したいことは何か?

力を入れたいこととは、自分やブログの強みのこと

力を入れたいこととは、伸ばしていきたい自分のサイトの強み。

ここは自分の経験、スキルを使って自分にしか書けないような記事を書く!と気合を入れた項目をまとめました。

カメラ、DIY、レザークラフトは、継続してスキルアップし、ブログと共に成長していきたい項目です。

目立たせたい項目とは、どんな記事で集客・売上をあげるかということ

目立たせたい項目とは、

どんな記事で集客するのか?
どんな記事で売上をあげるのか?

ということです。

せっかく記事を書いたら色んな人に見て欲しいじゃないですか。

そのための最初の入り口は、チュートリアル的な、「◯◯のやり方」とか「◯◯とは?」みたいな解決系の記事にするとして、それらの記事が見つけやすい構成に気を付けました。

また、ブログの目的の一つである収入化を効率よくするために、「おすすめ商品のレビュー」を分かりやすく配置しようと考えました。

これで収入が増えれば嬉しいですし、読者様にとっても商品レビューが見つけやすいのでメリットなんじゃないかなと思ってます。

実現したいこととは、そのブログを通して最終的に何がしたいかということ

ブログで実現したいこととは、このブログを通して最終的にどうなりたいのか?という目標です。

ブログを続けるのって結構体力使いますよね?

そんな思いしてやってるんだから、それなりに目標はあります。

ぼくは、自分っていう存在を知ってもらいたいっていうのが大きいです。そう、承認欲求。

それに加えて、お仕事に繋げられたらと考えています。一言で言うとお金欲しい。欲しくない?

この項目はブログの根本的な目的なので、大事に考えてください。

マインドマップでブログカテゴリーを設計する

これはぼくがブログのカテゴリーを整理したときに書き出したマインドマップです。

ブログのカテゴリーを整理する際は、マインドマップを活用すると便利です。

マインドマップとは、一つの要素から派生する要素を線で繋げて書き出していき、頭の中の考えを可視化・整理するための手法です。

マインドマップは手書きでも問題ありませんが、スマホやタブレットのアプリを使うと書いたり消したりが便利です。

ぼくも使っているオススメのマインドマップアプリはMindNote。

ポップから硬派なものまで色々なデザインが選べて、自動整形やファイル書き出しもスムーズで重宝しています。

クラウドに自動保存されるので、スマホで書いたものをタブレットでそのまま見ることができます。これ超便利。

MindNode 5

MindNode 5
開発元:IdeasOnCanvas GmbH
無料
posted withアプリーチ

 

 

それでは、ぼくがカテゴリーを設計した手順を紹介していきますね。

手順1:ブログの目標、目的を明確にする

まず、マインドマップの中心に自分のサイト名を書きます。

次に、サイト名から線を伸ばし、赤枠部分のように「力を入れたいこと」「目立たせたい項目」「実現したいこと」をなんとなくでいいから書き出します。

手順2:カテゴリー一覧をざっくり書き出す

そのあと、さらにサイト名から線を伸ばし、「力を入れたいこと」を中心に大カテゴリーを作り、「目立たせたい項目」に注意しながら小カテゴリーを分けていきます。

まずは深く考えずにざっくりと作ります。

作りたい小カテゴリーがあるんだけどまだ記事がない!

こんな場合もマインドマップにはカテゴリーを作っておきます。後で記事ができたらカテゴリーを追加すればいいんです。

手順3:目標、目的に照らしながら書き出したカテゴリーを統廃合する

ある程度項目があがった時点で、ブログの目標、目的に沿ってカテゴリーを整理します。

このとき、内容が重複しそうなカテゴリーがあれば統廃合しましょう。

手順4:最後は自分が読者になったつもりでチェックする

最後に、自分が読者になって検索からブログに訪れたつもりで、そのカテゴリー分けは使いやすいのか?を推敲します。

このカテゴリーから来てくれた読者は別の記事を見つけてくれるのか?

興味を持ってくれるカテゴリー名なのか?

自問自答します。協力してくれる人がいるなら、一度誰かに見せて相談しても良いと思います。

これでカテゴリー分けは完了です。

あとはそのカテゴリーをWordPressなり、他ブログサービス上で作っていきます。

まだ記事がないカテゴリーは作らなくて大丈夫です。記事を書いたときに追加します。

さいごに

ブログのカテゴリー整理について、ぼくがカテゴリー整理したときの具体例でお伝えしました。

繰り返しになりますが、大事なことは以下の3つのポイントです。

要点

  1. 力を入れたいことは何か?
  2. 目立たせたい項目は何か?
  3. ブログで実現したいことは何か?

これを考えることができれば、カテゴリー整理は完了したも同然です。

しかし、ここでカテゴリーを整理しても、まだまだ終わりではありません。

また記事が増えたらカテゴリーに迷うこともあると思います。

力を入れて育てたい項目が変わるかもしれません。

大事なのは、こうして定期的に自分のサイトを棚おろすことなんですよね。と、自戒して締めくくります。

最後に、役に立つ関連書籍を紹介。

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