先日ツイッターで、田町〜品川間に開業予定の新駅、その駅名決定のニュースを見ました。
JR山手線の品川駅と田町駅の間に建設中の新しい駅の名前が、「高輪ゲートウェイ駅」に決まった。2020年春の開業を予定している。山手線に新しい駅ができるのは、昭和46年に「西日暮里駅」が開業して以来、およそ半世紀ぶり。https://t.co/UKI0DL93Zw
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) December 4, 2018
新駅名は「高輪ゲートウェイ」
ネットでは早くも賛否両論が巻き起こってますね。
高輪ゲートウェイという駅名
「高輪ゲートウェイ」、公募された駅名案から、JR東日本の選考委員会が選出して決定しました。
「高輪ゲートウェイ」という駅名自体はそこまで応募数があったわけではなく、「高輪」「芝浦」「芝浜」といったところが、応募数ではトップ3みたい。
じゃあなんでその中から選ばれないのさ!って思いますが、ネタ出しを公募しただけで、多数決で決めますって話ではないです。
現在の山手線駅名が、漢字2文字〜4文字で構成されているので、ここに入れ込む駅名としては異端児な感じはしますね。
個人的な感想としては「高輪」にならなくてよかったって思ってます。高輪だと、目新しさはない割に、品川駅の高輪口と勘違いしそうだからね。あの辺たまに行くと迷子になるから混乱の元は増やして欲しくはない・・・。
一過性かもしれないけど、これだけ話題になってることは、PRとしてはいいことなんじゃないかな。
「高輪」だったら、ふ〜んって感じで軽く流してたと思うけど、「高輪ゲートウェイ」というちょっと毒味のある(失礼)名前であることで、良い意味でも悪い意味でも注目を浴びている。
東京近郊に住んでる人は覚えるだろうし、地方の人も東京にヤベェ駅ができるっていうぐらいは耳に挟むと思う。
調和はしないが再開発が楽しみ
他の山手線駅名をグーで殴っているので、山手線からハブられないか心配です。
クラスにちょっと空気読めない奴が転校してきた感じかね。
りんかい線なら並んでいても不自然ではないとは、多くの人が言ってるんだが。
品川駅シーサイド→天王洲アイル→高輪ゲートウェイみたいな。
それは違うと怒られそうですが、これ、日本人の「調和を重んじる」(空気読む)っていう国民性がとてもよくでてると思うんです。
「新しいものを!」「改革を!」という叫びはよく聞くけど、実際に目新しいものが出てくると調和不均衡で拒絶反応を起こす感じ。
駅名というのはその地域イメージに密接に関わるから、反発があるのは仕方ないけど。
おわりに
新駅「高輪ゲートウェイ」で世間がざわついてますが、ぼくは割と肯定派です。
路線図のデザインとか、古くからの地域性とかは詳しく知りません。
再開発で新しいことやるよ!ってのイメージで、少なくともタダモノではないことは伝わってきます。
そもそも日本語とカタカナ外来語の組み合わせがダサいという意見もありますが、なんかダサかっこいい感ない?ないですか、そうですか。
再開発とうまく絡めてPRしていく方向に舵を切ったなら、うまいこと未来感のある事業にしてほしいな。
グローバルゲートウェイ品川は、瓦屋根の日本長屋街にネオンびっしりみたいな、サイバーパンクな感じにしてはいかが?楽しみ。