ストーリーを振り返りながら記事を書いているのですが、改めて振り返ると新しい発見や気付きがあって楽しいです。
さて、前回の続きとして森の国~水没都市までのストーリーをおさらいしつつ感想・考察していきたいと思います。
YouTubeでゲームの実況プレイ動画も配信しています。
ニーアオートマタもプレイしていますので、良かったら遊びに来てください。
森の国、A2との出会い
アダム、イヴから創造主である異星人はその手で絶滅させたことを知らされた2B,9S。その経緯を司令官に報告し、主人(異星人)不在の中で独自の思想を持つに至った機械生命体を調査することになります。
調査の切り口はアンドロイドと友好関係のあるパスカルに向けられました。パスカルの話によるとやはり何百年もの間異星人からの指令がないため独立(機械生命体ネットワークからの離脱)し平和を望むようになったのだとか。さらにパスカルからは、森に国のようなものを作っているとても排他的な機械生命体の集団がいると聞かされます。
2B、9Sは特殊個体を調査するため森に向かいます。
森への道中である商業施設廃墟にて、倒した機械生命体から、、
なんとエミール君が・・・!!エミール君は前作ニーアレプリカントの主人公パーティの一人です。何故機械生命体の中に入っていたのかは不明ですが、外見が怪しすぎるため2B、9Sは即座に「怪しい!破壊しよう!」と言い放ちます(笑)
それに慌てたエミール君は全速力で(転がって)逃げ出すのでした・・・。
初回プレイ時はただのファンサービスかと思っていましたが、今作のエミール君にもちゃんとしたバックストーリーがあります。それは後ほど。
森ってだけあって森キングのヘラジカさんがたくさんいます。ようやく知ったのですが動物って乗れるんですね?!見かけたら斬りかかっていたので知りませんでした(←戦闘民族)
森の中にはお城があり、周囲には「王様、バンザイー!!」と叫びながら襲い掛かってくる機械生命体がたくさんいます。
ここの機械生命体は騎士のような恰好をしており巻藁を相手に修行をしていました。森への侵入者に対してものすごい警戒心を持っています。
城の内部に侵入し、王国騎士を名乗る機械生命体達をバッタバッタと切り刻んでいく2B・・・。特に何もしていないのに突然現れた侵入者にズタズタにされる機械生命体達が若干かわいそうに思えてきます(; ・`д・´)
「ここは絶対に通すな!我らが王を守るのだ!」
声は機械音声ですが、その中にはしっかりとした忠義がありました。
城の最深部に到達すると玉座のある位置には一つのゆりかごが置いてあり、中には王様が・・・。
「これが・・・王様?」
森の国の機械生命体が王と崇めていたのは、自分の力で動くこともできない赤ん坊(型のロボット)でした。
えー!!これもう明らかに悪者は2Bと9Sじゃん!!なんて思うのも束の間・・・
ザクッ
ひぇぇぇなんだこいつはああ(;´Д`)
森の王は突然の乱入者によって破壊されてしまいます。司令官からの通信によりこの乱入者は指名手配中のヨルハ脱走兵A2であることが知らされます。
この時点ではA2の行動理念は分かりません。司令官からはA2は脱走兵追撃部隊を壊滅させている危険な個体だから破壊しろと命令されます。
このとき、A2は彼女なりの信念があるのかこちらから手を出さない限りは襲ってはきません。どうやら辺り構わずに暴れているというわけでもなく、追撃部隊を壊滅させたのも単に身に降りかかった火の粉を払っただけなのでしょう。
そして彼女は、「裏切ったのは・・・司令部だろう?」と言い残して去っていきます。
あ~ソレソレ!!私も司令部は胡散臭いと思っていたんだよね~!!と妙に感心したのを覚えています。
超巨大機械生命体現る!
機械生命体の調査をしていたのも束の間、太平洋に出ていた空母が帰港するからその護衛任務を任され一路水没都市へと向かいます。
そこで空母から敵と戦闘中という緊急コールがかかり、バンカーから転送された飛行ユニットで空母を襲う機械生命体を殲滅します、が・・・
えええええぇぇ!!!突如水中から現れたクジラ!?
大きい!すごい!大きい!すごい!もうほんと巨大メカ大好きです。
護衛していた空母を粉々にしてくれた超巨大機械生命体。大きなディスプレイでプレイしていると本当に大迫力です。
どうやらこの機械生命体は過去に一度だけ地上に姿を現しその初陣で暴走。敵味方問わず大きな被害を出しその危険性から深海に投棄されていたらしいです。
宇宙からの衛星レーザー攻撃も敵の防御壁の前に大したダメージを与えることはできず・・・。そんなこんなしていると別のヨルハ部隊員も援軍として駆けつけてくれます。地上では2Bと9Sしかヨルハ部隊を見ていなかったので新鮮です。
これに加え沿岸兵器(レールガンかな?)でこちらも応戦!この照準を合わせている2Bさんセクシーです。
空母に積む予定だった大型ミサイルを9Sがコントロールを取り、敵に突撃。最終的にこれが決定打となり超巨大機械生命体は活動を停止します。水没都市と撃破した超大型機械生命体。このショットが綺麗で気に入っています。
2Bが目を覚ましたのは激闘から8時間後・・・。一方9Sは着弾したミサイルの爆風でどこかに飛ばされてしまい姿がありません。微かなブラックボックス反応があるため生きてはいるということ。この後は2Bが9Sを探すために行動します。
[aside type=“normal”] この場所で釣りを行うとポッド(レーザータイプ)を取得することができます。 [/aside]
アダムと9S
周りに倒れているヨルハ部隊員を救助しながら9Sの情報を集めます。微弱なブラックボックス反応を検知するために特殊なスキャナーが必要だということで一時レジスタンスキャンプに戻ることに。
スキャナーをくれるのはデボル&ポポル姉妹。同型ですが、ニーアレプリカントに登場したアンドロイドとは別人のようです。どうやらニーアレプリカントは一つの地域での話らしく、他の地域では同じようにデボル、ポポルタイプのアンドロイドが同じようにレプリカント達を監視していました。ニーアの行いによってゲシュタルト計画は失敗し、その責任を受けて他のデボルポポル型アンドロイドはひどく迫害を受けたようです。
ちょっと可哀そうなきがしますが、役目を果たせない機械に価値はない・・・ということでしょうか。
スキャナーを入手し9Sを探すと、エイリアン達の亡骸があった地下空間から反応がありました。こんなところに吹き飛ばされた9Sが入ってくるか・・・?そんな訳ないよねぇ。奥に進んでみると色味のない現代ヨーロッパ風の街並みが広がっていました。もう怪しさMAXです。
更に歩を進めると壊されたヨルハ部隊員達が倒れています。これはきっと・・・。
やっぱりお前かーーー!!!(;´Д`)
絶対ね、9Sをダシにアダムとイヴが待ち伏せしていると思ってたんだよ!(ちなみに管理人はアダムが好きです)
アダムにプレゼント用意されました。アリガトウゴザイマス。
曰く、アダムは人類のことを学ぶにあたりその憎しみや憎悪の感情に強く惹かれた。自分もこの憎悪を一身に感じたい。また、機械生命体はネットワークにつながっている限り死ぬことがない(死んでもバックアップから復活?)ため本当の意味での命を懸けた闘争をしたことがない。やってみたい。
好奇心旺盛なアダム君、なんと自ら機械生命体ネットワークから離脱し、更に2Bを煽りに煽って本気の戦いをけしかけます。
死闘の末2Bの切っ先がアダムを捉え、アダムは倒れます。9Sはボロボロの状態でしたが命に別状はなく、2Bに優しく抱きかかえられながらバンカーへと戻るのでした。
感想・考察
今回は想像を絶する超巨大な機械生命体が出てきたりしてウオオオオってなりました。スケールがデカいのは正義だと改めて感じます(←大きいもの好き)
森で出会った機械生命体、忠誠の対象は創造主(異星人)だったはずなのにいつの間にか同じ機械生命体を王として崇め忠誠しています。作中で機械生命体は人類を模倣していることが語られますが王国を建国するのもその一部なのでしょうか。
プログラムされた創造主への忠誠ではない、集団意識、家族意識といった社会性の確立。身内を守ろうとする他者への尊敬。より機械生命体が人間っぽく感じてきました。